この記事では、交通事故による打撲について、もらえる慰謝料の種類や後遺症が残った場合などについて詳しく解説します。
また、打撲なのか分からない!慰謝料や後遺症・保険ついて詳しく知りたい!という方へ。初めての事故でお困りの方は、交通事故サポート窓口にお電話ください。
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交通事故による打撲は通院すべき?診断書は必要?
交通事故による打撲は通院すべきです。軽度の打撲であっても、数日から数週間経って悪化する場合もあります。
また、交通事故後に通院しなかった場合、打撲と交通事故後の因果関係を証明できず、適切な賠償金を受け取れない可能性があります。打撲の程度に関わらず、交通事故後は通院しましょう。
また、交通事故において診断書は、加害者へ損害賠償を請求する際に必要な書類です。そのため、交通事故に遭い、怪我をした場合は必ず病院を受診し、診断書をもらいましょう。
交通事故による打撲とむちうちの違いは?
交通事故による打撲とむちうちの違いは以下です。
打撲 | むちうち | |
意味 | 筋繊維や血管が損傷すること | 首に負荷がかかり首周辺を損傷すること |
症状 | 【手足】 ・腫れ ・痛み ・皮下出血など 【頭】 ・頭痛 ・吐き気 ・めまい ・ふらつき ・意識障害 ・脳震盪など 【首や背中】 ・痛み ・手足のしびれ ・息苦しさ ・吐き気など 【胸】 ・痛み ・息苦しさ ・吐き気など | ・首周辺の痛み ・知覚障害や筋力低下などの神経症状 ・頭痛やめまい ・耳鳴り ・吐き気など |
打撲はさまざまな部位で発生し、痛みや腫れ、部位によっては息苦しさや吐き気などを催します。特に頭を打撲した場合は意識障害や脳震盪を起こす可能性が高いため、すぐに病院を受診しましょう。
また、むちうちは首周辺に症状が現れることが特徴です。首だけでなく背中や肩、胸などに痛みを感じることもあります。
打撲の治療内容
打撲した際、応急処置として以上のRICEを行うようにしてください。その後、病院では以下の治療を行います。
- 固定
- 圧迫
- 電気治療
- リハビリなど
また、打撲によって皮膚の下に血腫ができてしまった場合は、切除手術をする場合もあります。打撲の重傷度や症状によって治療内容は異なるため、病院で診察してもらいましょう。
おうえケアとわクリニックでは、交通事故による打撲の治療体制が整っています。高周波による治療も行え、外部医療機関との連携も迅速。
都営新宿線「曙橋駅」A2出口、「若松河田」若松口から徒歩6分と通院しやすい為、事故後の通院にぴったりです。交通事故による打撲は、おうえケアとわクリニックを是非ご利用ください。
交通事故による打撲でもらえる慰謝料の種類
交通事故時による打撲でもらえる慰謝料は以下の3種類。
それぞれ詳しく解説していきます。
自賠責保険基準
自賠責保険基準とは、自賠責保険から損害賠償を受ける際、損害の算定方法となる基準です。「任意保険基準」「裁判所基準」と比べて最も低い計算基準であり、計算の例を挙げると以下のようになります。
- 4,300円×治療期間の日数
- 4,300円×実通院日数を2倍したもの
自賠責保険基準では、上記2つの計算結果のうち、少ない方の金額が支払われます。また、支払い限度額は以下の通りです。
傷害に関する部分 | 120万円 |
ただし、入通院慰謝料で自賠責の上限は治療代だけでなく、「休業損害」や「治療関係費」と合わせて120万円なので注意しましょう。
自賠責保険基準のメリットは、加害者が任意保険に加入していない場合でも最低限の補償が受けられる点です。
任意保険基準
任意保険基準とは、任意保険会社が独自に定めた保険基準です。そのため、支払基準は保険会社によって異なります。しかし、どの保険会社も裁判所基準と比べると低額です。理由としては、被害者側に慰謝料を支払う金額が大きくなるほど保険会社の利益が減ってしまうからです。
また、任意保険は限度額のある自賠責保険の不足分を補うのが特徴。多くの任意保険が対人・対物賠償の限度額を無制限としています。さらに、保険会社が損害の算定や示談交渉を行うため、簡単かつ迅速に賠償金の支払いを受けることが可能です。なお、計算方法は各社が独自に決めておりますので非公開です。
簡単かつ迅速に賠償金を受け取ることが可能な点はメリットですが、提示金額が低い可能性も十分考えられます。相手方の保険会社の提示金額に疑問を持ったら示談交渉で増額を求めることを忘れないでください。
また、保険についてよく分からない!慰謝料ってどうなるの?と不安だと感じる方へ。初めての事故で保険や慰謝料についてお困りの方は、交通事故サポート窓口にお電話ください。
専門員がお電話で、保険や慰謝料など交通事故治療のあらゆるご相談に無料で一つ一つお答え致します。分からないことや不安なこと、なんでもお気軽にお電話ください!365日24時間無料でご対応します。
裁判所基準
裁判所基準は弁護士基準とも呼ばれ、交通事故裁判の過去の裁判例を参考にして設定される基準です。弁護士は、裁判基準の賠償額を元に相手と交渉を行います。
裁判所基準は、自賠責保険基準、任意保険基準に比べ計算基準が高く、弁護士が交渉を進めるため、自分で手続きなどを行う必要がありません。そのため、交通事故後の負担を少なくできるのがメリットの1つです。
交通事故による打撲で慰謝料はいくらもらえる?
交通事故による打撲の慰謝料はいくらもらえるのでしょうか?
- 2週間の場合
- 1ヶ月の場合
- 3ヶ月~の場合
上記の3つのパターンを紹介します。
2週間の場合
計算式 | 慰謝料 | |
自賠責保険基準 | ①4,300円×14日(通院期間) ②4,300円×5日(5日通院した場合)×2 | ①60,200円 ②43,000円 金額の少ない43,000円が支払われる |
任意保険基準 | 保険会社によって異なる | – |
裁判所基準 | 弁護士によって異なる | 4万円〜10万円(目安) |
1ヶ月の場合
計算式 | 慰謝料 | |
自賠責保険基準 | ①4,300円×30日(通院期間) ②4,300円×10日(10日通院した場合)×2 | ①129,000円 ②86,000円 金額の少ない86,000円が支払われる |
任意保険基準 | 保険会社によって異なる | 126,000円(目安) |
裁判所基準 | 弁護士によって異なる | 19万円(目安) |
3ヶ月以上の場合
計算式 | 慰謝料 | |
自賠責保険基準 | ①4,300円×90日(通院期間) ②4,300円×20日(20日通院した場合)×2 | ①387,000円 ②172,000円 金額の少ない172,000円が支払われる |
任意保険基準 | 保険会社によって異なる | 378,000円(目安) |
裁判所基準 | 弁護士によって異なる | 53万円~(目安) |
交通事故による打撲で後遺症が残った場合
打撲で後遺症が残った場合、後遺障害認定を受けることで、後遺障害慰謝料を請求できるようになります。
後遺障害慰謝料とは、交通事故で後遺障害を負った精神的苦痛に対する補償です。入通院慰謝料に加え請求できるもののため、後遺症が残った場合は請求しましょう。
よくある質問
交通事故治療による打撲に関するよくある質問をまとめました。
保険会社が薦める医療機関じゃないとダメですか?
いいえ、受診する医療機関は自分自身で選ぶことができます。
自宅や仕事場から通いやすいかどうかや、信頼できるかどうかなどで病院を選びましょう。
軽い打撲でも治療を受けられますか?
軽い打撲でも治療可能です。
どんなに症状が軽くても交通事故による打撲だと診断されれば、自己負担なしで治療を受けられます。交通事故直後は痛みを感じなくても、日が経つにつれて痛みが出てくることもあるため、軽い打撲でも病院を受診しましょう。
どのくらいの頻度で通院するべきでしょうか?
通院の頻度や回数、期間は怪我の程度によって異なります。医師の指示に従うようにしましょう。
ただし、通院の回数が少ない場合は、大した怪我ではないと保険会社に判断され、慰謝料が減る場合があります。仕事や家事が忙しくても、医師の指示通り通院するようにしましょう。
症状固定と診断されたら、もう治療はできませんか?
症状固定後も治療は可能です。
ただし、症状固定後の治療は自費になります。症状固定とはこれ以上治療を続けても症状が改善されない状態です。この先の治療は不必要と判断されるため、症状固定後の治療は交通事故と無関係になります。その結果、症状固定後も治療ができますが、自費となるのです。
示談成立後に、再度請求することは可能ですか?
場合によっては可能です。
示談が成立したときには、予想できなかった後遺障害や症状が著しく悪化した場合など、締結するべきではないのにも関わらず示談が成立してしまったと認められれば、損害賠償を請求できます。
打撲が治るまでにどれくらいの期間がかかりますか?
軽度の打撲に場合、1週間から2週間ほどで完治します。
しかし、関節部分を打撲してしまった場合、内出血した血液が線維化することで関節の動きを妨げる関節拘縮を起こす可能性があり、治癒まで半年~1年かかる場合もあります。重度の打撲や関節周辺の打撲はすぐに病院を受診しましょう。
また、交通事故治療の流れが分からない!保険・慰謝料・症状について詳しく知りたい!という方へ。初めての事故でお困りの方は、交通事故サポート窓口にお電話ください。
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交通事故による打撲で通院先を探している人へ
おうえケアとわクリニックでは、交通事故による打撲の診察が可能です。また、整骨院などでは不可能なレントゲン撮影も含めて診察ができ、外部医療機関との連携も迅速に行います。その他、高周波による治療も行えるため、交通事故後の通院に最適です。
さらに、おうえケアとわクリニックは都営新宿線「曙橋駅」A2出口、「若松河田」若松口から徒歩6分と、通院がしやすいのも特徴。交通事故による打撲は、おうえケアとわクリニックをご利用ください。