本記事ではむちうちの症状、治療方法、症状が出るまでの期間、治療期間などについて詳しくまとめました。
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むちうち(頚椎捻挫)とは?症状について解説
ここからは、むちうちの症状について解説します。以下の症状に心当たりがあるの場合は、病院での受診を検討しましょう。
ひとつひとつ、症状について詳しく紹介します。
症状1.動かした時に痛む
むちうちの代表的な症状が、動かしたときに痛むというものです。痛んだり、部位を動かしにくかったり、普段の動作に違和感を覚えているのであれば、むちうちの症状かもしれません。
筋肉に不自然な力が加わったことにより、捻挫している可能性が高いです。
症状2.頭痛を伴う
むちうちは頭痛を伴うケースもあります。
交通事故などの衝撃で脳が激しく揺さぶられ、首や肩周りの筋肉が引っ張られることにより、脳への血流が詰まり悪化。うまく脳みその血がいかないことが要因となり、頭痛は発生します。
むちうちの症状が快方に向かえば、頭痛も次第によくなってくるでしょう。
症状3.倦怠感や耳鳴りがする
筋肉が無理に引き伸ばされたり、打撲を負ったりすることで、筋肉が硬くなり倦怠感を引き起こす可能性があります。
慢性的な肩こりのような症状になり、日常的な行動をしているだけなのにだるさを感じ、思うように動けなくなる可能性も。また事故の衝撃で内耳神経、脳幹などが損傷すれば、耳鳴りも生じます。
症状4.痺れを感じる
事故の衝撃で筋肉が引き伸ばされることで、筋肉が硬くなったり関節の動きが悪くなったりします。その筋肉の収縮が原因で、首回りの神経が圧迫され、痺れが生じるケースもあります。
また神経根の損傷や圧迫なども、手や腕のしびれの原因に。痺れを感じているのなら、むちうちの症状である可能性が高いでしょう。
むちうち(頚椎捻挫)になる原因
むちうちは、首回りの筋肉に不自然な強い力がかかることで引き起こされる捻挫の一種です。
交通事故による衝撃でむちうちになるケースが多いですが、それ以外にもラグビー、柔道などのスポーツでも引き起こされます。
「頸椎捻挫」「外傷性頸部症候群」とも呼ばれており、日常生活でもむちうちになる可能性は0ではありません。症状は多岐にわたり、耳鳴り、めまい、肩こりなど症状はさまざま。放置して慢性化する前に、違和感を覚えたらすぐに病院で受診しましょう。
むちうちの症状が出やすい部位
むちうちの症状がでやすい部位は、首、腕、頭部など、身体の上の方の部位です。しかしあくまでも出現しやすいだけであって、むちうちの症状は身体のいたるところに症状が現れます。
「首とか腕に症状がでているわけではないし、むちうちじゃない」と自己診断せず、病院を受診することをおすすめします。数ヶ月で治る場合もありますが、数年単位で悩まされるケースもあります。慢性化する可能性もあるため、早めに受診するよう心がけましょう。
むちうち(頚椎捻挫) の症状が出るまでの期間は?
むちうちの症状がでるまでの期間は、当日から翌日にかけてです。72時間以内に症状がでると言われており、受傷後から1ヶ月経過後にむちうちの症状が現れることはありません。症状が強く出るのは負傷後から数時間~数日あたりが多いです。
それ以降は痛みが軽減し、慢性期に入っていきます。
軽症であれば慢性期に入ると「痛みがだいぶマシになったから大丈夫」と思うかもしれませんが、放置すれば慢性化したり重症化したりする可能性も出てきます。自己診断はせず、医療機関を受診するようにしてください。
むちうち(頚椎捻挫)の治療方法は?
次はむちうちの治療方法について解説します。どのような治療方法があるのかあらかじめ知っておくことで、心の準備ができるでしょう。またリハビリテーションなどについてもまとめました。ぜひご覧ください。
1.首や腕に痛みを感じたら病院へ
首や腕に違和感を覚えたり、痛みを感じたりしたら病院に足を運ぶようにしましょう。しかし先述したようにむちうちの症状は多岐にわたり、しびれ、耳鳴り、めまいなど症状は多数。
そのためむちうちの症状に明るい医療機関を受診するのがベストです。
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2.診察でレントゲンを撮る
まずは診察でレントゲンを撮り、骨に異常がないかを確認します。骨折などによる痛みが起きていないかを確認するためであり、レントゲン検査でむちうちかどうかを判断するわけではありません。
次に痺れなどの感覚異常がある場合や、むちうちの症状が重い場合は、MRIで骨以外に異常がないかをチェックします。
その後、むちうちを判断するための適切な検査を行います。検査の種類は多数あり、適切な検査を信頼できる医師にしてもらいましょう。
症状に応じて鎮痛剤や湿布で痛みを緩和
むちうちの治療方法は多岐にわたり、医療機関によって治療方法が全く違ってきます。
軽症であれば、湿布で冷やしたり、コルセットを巻いたりなどの簡単な治療方法となるケースが多いでしょう。中度レベルであれば、鎮痛剤などが処方されるケースもあります。
しかし頚椎捻挫であるむちうちではなく、頚椎骨折など重症と診断された場合は手術になるケースもあります。
そのほかには、理学療法、物理療法、電気療法、ストレッチ、マッサージなどを採用している医療機関もあります。いずれも医師の指導のもと、自宅でのケアをしていきましょう。
3.リハビリが必要な場合も
むちうちで2週間ほど安静したあと、リハビリテーションが開始されるケースもあります。運動療法や物理療法を行い、症状をより快方に向かわせるためのものです。
リハビリでむちうちが完治するわけではなく、首を動かしやすくしたり痛みを減らしたりと症状を緩和することで、よりよい日常生活を目指します。
運動療法ではストレッチや筋肉トレーニングを行い、筋肉が本来の力を発揮できるようにしていきます。物理療法とは機械を用いて筋肉を温めたり電流を使ったりすることで、動きの改善をはかるようにするものです。
いずれも医師からメリットやデメリットを聞いた上で、リハビリテーションにのぞみましょう。
むちうち(頚椎捻挫)の平均的な治療期間・安静期間は?
むちうちの(頚椎捻挫)平均的な治療期間や安静期間について、簡単に紹介します。
症状の度合い | 治療期間 | 安静期間 |
軽度 | 半月~1ヶ月 | 3日~2週間 |
中度 | 4週間~4ヶ月 | 3週間程度 |
重度 | 半年以上 | 症状による |
むちうちの平均的な治療期間を上記にまとめました。
もちろん個人差があるので、あくまでも参考程度にとどめましょう。
軽度の場合は、安静期間が長すぎると逆に治療期間が延びてしまいます。そのため基本的には、数日~1週間の安静期間を経た後は、医師の指導のもと、無理のない範囲で日常生活を送ることになるケースがほとんどです。
主治医の指示を聞き、安静期間は自宅でしっかりとケアをしてください。
軽いむちうち(頚椎捻挫)の治し方は?自然治癒は可能?
結論からいうと、軽いむちうちであれば自然治癒するケースはあります。
しかし自分自身が知らない間に症状が進行し、慢性化する可能性もあるため、基本的には医療機関で受診することがおすすめします。
むちうちが完治しないうちに、また強い衝撃を与えられれば、むちうちが重症化する可能性もあります。気になる症状があれば、まずはその症状を解消するようにしましょう。
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忙しい人でも予約しやすい環境で、「昼間電話している暇がない」人でも確実に予約が取れますよ。むちうちなど、気になる症状があるのであればぜひ一度ご検討ください。
むちうち(頚椎捻挫)を早く治すには
むちうちを早く治すための方法について紹介します。ただし症状によって対応が違うので、主治医がいるのであれば、主治医の指示に従いましょう。
それではひとつひとつ確認していきます。
急性期はとにかく冷やす
急性期は湿布で冷やしたり、鎮痛剤を飲んだりして痛みを制御していきます。首はなるべく動かさず、安静にするようにしましょう。
首への負担を軽くするために、コルセットや頚椎カラーを使い、首を固定するようにすると尚良しです。首が1番痛い時期ですが、ここで適切な処置をすることで後の状況がよくなるでしょう。
しかし自己判断で行う場合は、あくまでも応急処置と考えてください。医療機関を受診していない場合は、まずは医師に相談することがやはりおすすめです。
慢性期は温める
痛みのピークが過ぎた慢性期は、積極的にマッサージやストレッチをしましょう。頚部周囲の筋肉を緩めたり、頚部の可動域を調整したりと、リハビリテーションが始まります。
まだ首は本調子ではないので、過度な運動は禁物。医師の指示の元、適切な処置をしていきましょう。
自己判断でのマッサージは神経や筋肉を痛める可能性があるので、まずは医療機関からの指示を待つことがおすすめです。
むちうち(頚椎捻挫)は放っておくとどうなる?
むちうちを放置して良くなることはほぼありません。
「軽く痛むだけだから大丈夫!」と思って放置し、安静期間もとらずに日常生活を送ると、回復が遅れる可能性があります。
また、むちうちはさまざまな症状を引き起こし、肩こりの慢性化、腰痛などに悩まされる可能性もあります。
最初は大丈夫と思っていても、あとあと痛みやその他の症状がでてきて後悔するケースもあります。軽い痛みでも放置しておくと、筋力の低下、血流の悪化などにより日常生活に支障がでる可能性も。
自己診断をすると回復が遅れるケースもあるので、早めに医療機関で受診した方が賢明です。
むちうち(頚椎捻挫)の後遺症について
むちうちの症状が快方に向かわない場合は、後遺症が残るケースもあります。頭痛、耳鳴り、首の痛みなど、むちうちの症状が治りきらない状態です。
交通事故によるむちうちのケースで、医師から「これ以上症状が改善しない(症状固定)」と判断された場合は、後遺障害診断書等が発行されます。
これにより後遺障害等級の認定を受けられるようになります。症状によりますが、基本的には14級9号、12級13号で認定されるでしょう。
事前認定もしくは被害者請求で申し立てをすることで、後遺障害等級の認定の審査が始まります。
症状固定となれば治療費、休業補償などの打ち切られますが、後遺障害等級の認定を受けることで、後遺障害慰謝料などが受け取れるようになりますよ。
すでに相談している弁護士がいるのであれば、後遺障害等級の認定についても相談してみることをおすすめします。
むちうち(頚椎捻挫)に関するよくある質問
最後はむちうちに関するよくある質問をまとめました。何か気になる点があるのであれば、ぜひ最後までご覧ください。
痺れもありますが、むちうち症状のひとつですか?
神経を傷めているのであれば、手や腕に痺れが生じる可能性があります。むちうち症状のひとつである可能性が高いので、病院を受診しましょう。
首あたりの痛みが軽いから大丈夫と思わず、気になる症状があるのであれば相談してみることをおすすめします。
痛みは軽いですが脱力感があります。病院に行った方が良いでしょうか?
ひとことでむちうちといっても、軽度から重度までさまざまな症状があります。個人差がありますので、自己判断はせず、医師から適切な診察を受け、さらに検査をしてもらうのがおすすめです。
むちうちは痛みだけではありませんので、気になる症状があればまずは相談してみることをおすすめします。
むちうちの治療で日常生活が送れなくなりますか?
むちうちの治療が始まれば、安静期間が必要になります。しかし軽傷であれば、逆に長期の安静が症状を長引かせます。そのため医師の指導のもと、無理のない範囲で日常生活を送ることは可能です。
ほとんどのケースでは、数日~1週間の安静期間のあと、無理のない範囲で動けるようになっていくでしょう。
むちうちは冷やしたほうがいいのか、温めた方がいいのかわかりません。
急性期は冷やし慢性期は温めた方が良いですが、一概にそうともいえません。自己判断で温めたり冷やしたりすると、悪化の可能性があります。医師に相談しましょう。
軽いむちうちですが、安静期間は必要ですか。
軽いむちうちでも、数日~1週間程度は安静期間が必要です。医師の指導の下、無理のない範囲で日常生活を送るようにしましょう。
マッサージやストレッチをしてもいいですか?
自己判断でのマッサージやストレッチは、症状を悪化させる可能性があるのでやめておきましょう。マッサージは痛みを緩和する効果もありますが、それはあくまでもリハビリテーションなど治療のひとつです。医師の指導のもと、医師から教えてもらったホームケアを行う分には問題ありません。
リハビリの意味はありますか?
リハビリをすることでむちうちが完治するわけではありませんが、首の痛み、動かしづらさ、違和感を緩和する効果があります。日常生活に困っているのであれば、リハビリテーションを検討しましょう。
接骨院や整骨院でも治療はできますか?
できるケースもあります。ただし交通事故治療の場合は自賠責保険会社によっては、接骨院などでの治療は治療費用等に認められないケースがあるので注意が必要です。基本的には医療機関を利用した方が良いでしょう。
その後、医師から許可をもらってから整骨院や整骨院での治療を始めるのをおすすめします。その際は、整形外科でも定期的に診察をしてもらいましょう。
いつまで通院すればいいのか不安です。
2~3ヶ月で改善するケースがほとんどです。しかし場合によっては、半年以上かかる可能性もあります。
通院が難しいなどであれば、近場の医療機関を受診したり、遅くまで診療している医療機関を受診したりしましょう。
むちうちのような症状がありますが運動の予定があります。
むちうちの症状が治らないうちに再び強い衝撃を与えられると重症化するケースも考えられます。まずは病院を受診し、運動については医師の判断を仰いだ方が良いでしょう。
また、交通事故治療の流れが分からない!保険・慰謝料・症状について詳しく知りたい!という方へ。初めての事故でお困りの方は、交通事故サポート窓口にお電話ください。
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